症状から探すHP-03

観葉植物の根腐れを復活させる手順|鉢を抜く前のサイン、根の色と硬さ、植物別の救い方

公開 · 執筆 観葉植物クリニック 編集部

案内:羽白美コウ観葉植物クリニック 編集部 · 園芸メーカー・植物園・大学の資料で確認:2026-10-22
羽白美コウ

観葉植物の根腐れは、白く硬い根が残っていれば復活できます。湿った土でしおれたら鉢を抜き、黒く柔らかい根を切って新しい土に植えます。

原産地で育つパキラの木(ブラジル)
原産地で育つパキラの木(ブラジル)写真: mauroguanandi / CC BY 2.0
この記事の内容(16項目)
  1. 結論:観葉植物の根腐れは復活できる?
  2. 観葉植物の根腐れかどうか、症状から当たりを付けるには?
  3. 鉢を抜く前に根腐れと分かるサインは?
  4. 鉢から抜いた根の色と硬さでどう見分ける?
  5. 観葉植物の根腐れはなぜ起きる?
  6. 観葉植物の根腐れを復活させる手順は?
  7. 根を切ったあと、何日乾かす?
  8. 根腐れした観葉植物が助かるかは、どこで判断する?
  9. 根がほとんど残っていないときの救い方は?
  10. モンステラ・パキラ・ポトス・ガジュマル・サンスベリアで根腐れの出方は違う?
  11. 冬に観葉植物の根腐れを見つけたらどうする?
  12. 観葉植物の根腐れを再発させないためには?
  13. 観葉植物の根腐れの話に出てくる用語は?
  14. 観葉植物の根腐れと一緒に押さえることは?
  15. 観葉植物の根腐れでよくある質問は?6
    1. この節の先頭へ
    2. 根が腐った植物は復活できますか?
    3. 根腐れは何日乾かせばよいですか?
    4. 根腐れが手遅れになった場合、どうすればいいですか?
    5. 観葉植物の根腐れはどうしたらいいですか?
    6. 根腐れのにおいはどんなにおいですか?
    7. 根腐れした土や鉢は使い回せますか?
  16. 出典

結論:観葉植物の根腐れは復活できる?

観葉植物の根腐れは、白く硬い根が残っていれば復活できます。黒く柔らかい根を切り、新しい土と清潔な鉢に植え直します。

根腐れ(=根が死んで茶色〜黒く柔らかくなること)は、室内の植物でいちばん多い失敗です。米国の大学の相談窓口も、日本の園芸メーカーも、原因は水のやりすぎとしています。

一般には、次の流れで手当てします。

  • 水を止める
  • 鉢から抜いて根を見る
  • 傷んだ根を切る
  • 新しい土で植え直す

困るのは、どこまで切るか、本当に根腐れか、助かるのかが分からないことです。ポイントはここです。助かるかどうかは、葉ではなく根と幹の硬さで決まります。

この記事の順番です。

  • 鉢を抜く前に分かるサイン
  • 抜いた根の色と硬さの見分け方
  • 復活の手順(切る場所・消毒・土・鉢・水)
  • 助かるかの判断と、根がほぼ無いときの救い方
  • 植物別の違い、冬の扱い、再発を防ぐ点検表
根の状態復活の見込みまずすること
白く硬い根が大半高い水を止めて乾かす。植え替えは適期に
一部が茶色く柔らかいある傷んだ根を切り、新しい土に植え直す
大半が黒く柔らかい低い緑で硬い茎を挿し木にして株を作り直す

観葉植物の根腐れかどうか、症状から当たりを付けるには?

観葉植物の根腐れは、土が湿っているのにしおれる症状で当たりを付けます。下の判別表の「全体がしおれる」の行が根腐れです。

ほかの症状と重なることもあるので、まず表で近い行を探します。葉が黄色いだけなら、観葉植物の葉が黄色くなる原因も合わせて見てください。

葉の症状から探す
症状考えられる原因まず試すこと
下の葉から黄色くなる水のやりすぎ・根詰まり・自然な世代交代土の中まで湿っていないか指で確かめる。鉢底から根が出ていないか見る 読む
葉先だけ茶色く枯れる乾燥(空気・土)・肥料のやりすぎエアコンの風が当たっていないか。肥料を止めて様子を見る 読む
葉が急に落ちる置き場所の変化・寒さ・水切れ最近動かしたか、夜間の温度が下がっていないかを見る
葉に黒い斑点病気(斑点病)・水はね・日焼け斑点が広がるか数日見る。葉に水をかけない
全体がしおれる(土は湿っている)根腐れ鉢から抜いて根の色とにおいを確かめる 読む

しおれているのに土が湿っているなら、水を足さずに根を疑います。 水を足すほど、根の酸素が減って悪化するからです。

鉢を抜く前に根腐れと分かるサインは?

観葉植物の根腐れは、鉢を抜く前でも5つのサインで気づけます。土が乾かない、湿っているのにしおれる、株元が柔らかい、などです。

ウィスコンシン大学の資料は、こう書いています。根腐れに気づくのは、土が湿っているのにしおれているときが多い。

鉢を抜く前に見るサインです。

  • 土が湿っているのに、葉や茎がしおれる
  • 土が何日たっても乾かない
  • 下の葉から黄色くなり、何枚も続けて落ちる
  • 株元や幹を押すと、ぶよぶよと柔らかい
  • 土の表面に小さな虫(キノコバエ)が飛ぶ

パキラは、ハイポネックスの資料にこうあります。幹を指で押してぶよぶよなら、根腐れの可能性がある。健康な幹は張りがあり、硬いままです。

キノコバエは、湿った土で増える小さなハエです。クレムソン大学の資料は、幼虫が根を食べることがあり、水のやりすぎで増えると書いています。

鉢の土から出るコバエ(クロバネキノコバエの仲間)
鉢の土から出るコバエ(クロバネキノコバエの仲間)写真: Python (Peter Rühr) / CC BY 3.0

迷いやすいのは水切れです。どちらも葉がしおれ、下の葉が黄色くなります。

見るところ根腐れ水切れ
土の中(指で約3cm)湿っている乾いている
鉢の重さ重いまま軽い
水をやったあと戻らない。むしろ悪化葉に張りが戻る
株元・幹柔らかいことがある硬い
根の色茶色〜黒、柔らかい白〜明るい色で硬い

見分けは葉ではなく土の中です。指を第二関節まで入れて確かめます。

表面は乾いて見えても第二関節(約3cm)ここが乾いたら水やり鉢底の穴
図:水やりの前に、指で土の中の湿りを確かめる
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迷ったら、水をやる前に指を土に入れてみてください。湿っていたら、今日は水をやらない日です。

鉢から抜いた根の色と硬さでどう見分ける?

健康な根は白〜明るい色で硬く、根腐れの根は茶色〜黒で柔らかくなります。引っぱると表皮だけがむけ、中の芯が糸のように残ります。

健康な根白〜薄い茶色張りがある根腐れした根黒っぽいやわらかく崩れる
図:健康な根と、根腐れした根の見分け方(目安)

クレムソン大学の資料は、根腐れの根を「茶色〜黒で、柔らかいことがある」と書いています。メリーランド大学の資料は、病原菌に侵された根の様子をこう書きます。

  • 外側の組織が簡単にむける
  • 中心の芯だけが残る

ウィスコンシン大学の資料には、根腐れの根は「においが悪いことがある」とあります。土を落としたとき、嫌なにおいがしたら疑います。

見るところ健康な根傷み始め根腐れ
色白〜明るい茶一部が茶色茶色〜黒
硬さ張りがあり硬い一部がしなびる指でつぶれる
表皮むけない一部がむける引くとむけて芯が残る
におい土のにおい少しにおう腐ったにおい
判断戻して水を控える傷んだ部分だけ切る硬い根まで切り戻す

切る場所は、色と硬さの両方で決めます。 色だけで決めず、指でつまんで柔らかくつぶれる根を切ります。

観葉植物の根腐れはなぜ起きる?

観葉植物の根腐れは、土が湿ったままで根が息をできなくなり、そこに土の中の菌が入って起きます。水のやりすぎが引き金です。

ハイポネックスの資料は、こう説明しています。水のやりすぎで根が常に水に浸かると、根が呼吸できなくなり根腐れを起こす。

クレムソン大学とウィスコンシン大学の資料は、原因の菌の名前を挙げています。ピシウム、フィトフトラ、リゾクトニアなどです。

これらの菌は土や枯れた植物の中で生き残ります。水が多いと増えやすくなります。

土が湿ったままになる理由は、水の回数だけではありません。

  • 鉢が根の量より大きすぎる
  • 鉢底に穴が無い、または受け皿に水がたまっている
  • 古い土が粘土のように固まり、水が抜けない
  • プラスチック鉢や化粧鉢で、土が乾きにくい
  • 冬で生長が止まり、水を吸わない
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受け皿の水は、水やりのたびに捨ててください。根が水につかったままだと、息ができません。

イリノイ大学の資料は、大きすぎる鉢は根腐れにつながると書いています。ハイポネックスの資料は、同じ土を長く使うと粘土状になり、水はけが悪くなるとしています。

ポイントはここです。水の回数を守っていても、鉢と土が乾かない形なら根腐れは起きます。 再発を防ぐ節で、鉢と土の見直し方をまとめます。

観葉植物の根腐れを復活させる手順は?

観葉植物の根腐れは、水を止めて根を見て、傷んだ根を切ります。そのあと新しい土と清潔な鉢に植え直します。

クレムソン大学の資料は、手当てをこう書いています。傷んだ根が少しなら、その根を切り取り、殺菌した土に植え替える。

ハイポネックスの資料も同じ流れです。腐った部分を取り除き、水洗いして、水はけのよい土に植える。根がつくまで肥料は与えない。

手順にすると次のとおりです。

  1. 水を止め、風が通る明るい日陰に置く
  2. 鉢から株を抜く。抜けにくければ鉢の縁を軽くたたく
  3. 古い土を手でほぐして落とす。必要なら水で洗う
  4. つまんでつぶれる根を、硬い根の手前で切る
  5. 切ったハサミは、1株ごとに消毒する
  6. 根の量に合う大きさの鉢と、新しい土を用意する
  7. 元と同じ深さに植え、鉢底から出るまで水をやる
  8. 明るい日陰で、土が乾いてから次の水をやる
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ハサミは1株ごとに消毒してください。元気な株に菌を運ばないためです。

道具と材料は次のとおりです。

道具・材料選び方根拠
剪定ばさみ切れ味のよいもの。1株ごとに消毒70%のアルコールか、漂白剤を水で10倍にうすめた液。漂白剤は金属をさびさせるので洗い流す(メリーランド大学)
鉢根の量に合う大きさ。鉢底に穴があるもの大きすぎる鉢は根腐れにつながる(イリノイ大学)
古い鉢を使うならこすり洗いし、漂白剤を水で10倍にうすめた液ですすぐ病原菌を殺すため(クレムソン大学)
土新しい観葉植物用の土。根腐れした土は使わない菌は土の中で生き残る(クレムソン大学)
肥料使わない根がつくまで肥料は与えない(ハイポネックス)

植えた直後の水は1回たっぷり、その後は指で確かめて乾いてからです。 根腐れの株は、乾く前に次の水をやる習慣で傷んでいます。同じ習慣に戻さないことが大切です。

サンスベリアは例外です。ハイポネックスの資料では、植えた直後に水をやったあと、1〜2週間は水やり不要としています。

根を切ったあと、何日乾かす?

確かめた資料の多くは、根を何日も乾かす手順を求めていません。傷んだ根を切ったら、新しい土に植えて水をやる流れです。

ネットでは「根を数日干す」という手当ても見かけます。ただ、この記事で確かめた大学とメーカーの資料に、日数の決まりはありませんでした。

サンスベリアの葉
サンスベリアの葉写真: Paulmathi Vinod / CC BY 4.0

乾かす日数が書かれていたのは、多肉質の植物の切り口です。ハイポネックスのサンスベリアの資料にこうあります。

  • 株分けした子株は、切り口を半日〜1日乾かしてから植える
  • 葉挿しの切り口は、日陰で数日〜1週間乾かしてから挿す

ポイントはここです。乾かすのは根ではなく土です。 鉢から抜く前に水を止め、土を乾かしておくと作業もしやすくなります。

モンステラやポトスなど多肉質でない植物は、根を干す手順が資料にありません。切ったら、そのまま新しい土に植える流れに沿います。

根腐れした観葉植物が助かるかは、どこで判断する?

根腐れした観葉植物が助かるかは、白く硬い根の残り具合と、幹や茎の硬さで判断します。新しい芽が動いていれば、見込みは高くなります。

米国の大学の資料は、線引きをはっきり書いています。

  • 傷んだ根が少しなら、切って植え替える(クレムソン大学)
  • 根の大半が黒く柔らかく死んでいるなら、処分するほうがよい(クレムソン大学)
  • 根腐れの株は処分するのがいちばん費用がかからない(ウィスコンシン大学)

家庭の観葉植物は、思い入れのある1鉢です。処分の前に、残せる部分を残す道があります。

見るところ見込みが高い手当てが要る見込みが低い
白く硬い根半分以上一部ほぼ無い
幹・茎硬い一部が柔らかい株元まで柔らかい
新しい芽動いている止まっている先が黒い
におい土のにおい少しにおう強く腐ったにおい
判断水を控えて様子を見る傷んだ根を切って植え直す硬い茎を挿し木にする

ハイポネックスのパキラの資料は、こう書いています。一度根腐れを起こすと元どおりにはならないが、深刻でなければ健康な根が再生することもある。

「根が無い=おしまい」ではありません。緑で硬い茎が残っていれば、挿し木で株を作り直せます。

根がほとんど残っていないときの救い方は?

緑で硬い茎や葉を挿し木にして、株を作り直します。植物ごとに、切る長さと根が出るまでの日数が違います。

挿し木は、茎や葉を切って土や水に挿し、根を出させる方法です。園芸メーカーの資料に植物ごとのやり方があります。

植物切り取る部分挿し方発根の目安
パキラ先端から10〜15cmの枝。切り口は斜め葉を落として水に挿す10日〜2週間
ポトス2〜3節の茎。気根があると根が出やすい節が水につかるように挿す。濁ったら水を替える記載なし
モンステラ新芽か気根のある茎を2〜3節清潔な土に挿す。大きな葉は半分に切る2週間〜1か月
ガジュマル10cmほどの枝。白い樹液を洗い流す挿し木用の土に挿す2〜3週間
サンスベリア健康な葉を10cm幅に切る切り口を数日〜1週間乾かし、乾いた土に挿す約1か月

いずれもハイポネックスの資料です。挿し木の適期は、どれも5〜9月の暖かい時期です。

腐った部分の近くは避けて、いちばん硬く色のよい部分を選びます。切り口が茶色く柔らかいなら、緑で硬い断面が出るまで上で切り直します。

モンステラ・パキラ・ポトス・ガジュマル・サンスベリアで根腐れの出方は違う?

違います。観葉植物の根腐れは、植物ごとに最初に出る場所と、水を控える度合いが違います。

幹を編んだ鉢植えのパキラ
幹を編んだ鉢植えのパキラ写真: Mokkie / CC BY-SA 3.0

同じ根腐れでも、パキラは幹、サンスベリアは葉の根元に先に出ます。5種の違いを、メーカーの栽培資料で整理しました。

植物根腐れの目印起きやすい時期手当てのコツ
モンステラ下の葉の黄変。土が乾かない土が乾きにくい冬腐った根を切る。植え替えは15℃以上の時期
パキラ幹を押すとぶよぶよ水のやりすぎ全般幹が硬ければ乾かして待つ。柔らかい幹は挿し木へ
ポトス下の葉の黄変水の与えすぎ・根詰まり緑の茎を水挿しにしておくと保険になる
ガジュマル株元のぐらつき。幹のしわ過湿と風通しの悪さ黒く傷んだ根を清潔なハサミで取る
サンスベリア葉の根元が柔らかく、葉が倒れる冬の水やり植え直したら1〜2週間は水をやらない

サンスベリアは、ほかの4種より水を控えます。ハイポネックスの資料では、冬は休眠に入り、10℃を下回ったら水やりは一切しないとしています。

サンスベリア
植物サンスベリア
光明るい場所(耐陰性あり)
水やり乾かし気味。冬は月1回程度
冬越しの目安(最低温度)10
湿度低くてよい
植え替え5〜8月、1〜3年に1回(資料で幅がある)
毒性(犬・猫、ASPCA)あり(サポニン)

出典: ハイポネックス Plantia(育て方)・RHS 耐寒区分・ASPCA(毒性)

サンスベリアの根腐れは、水の回数を減らすことが手当ての半分です。 葉に水をためる植物なので、根が弱ると土の水を吸いきれません。

5種の水やりと冬の目安を並べると、同じ間隔で水をやってはいけない理由が見えます。

観葉植物の管理の目安
植物水やり冬越しの目安(最低温度) (℃)
モンステラ土の表面が乾いてから。冬は控えめ10
パキラ土が乾いてからたっぷり。冬は控えめ10
ポトス土の表面が乾いてから10
ガジュマル土が乾いてから。冬は控えめ10
サンスベリア乾かし気味。冬は月1回程度10

出典: ハイポネックス Plantia(育て方)・RHS 耐寒区分・ASPCA(毒性)

冬に観葉植物の根腐れを見つけたらどうする?

冬は、軽ければ水を止めて乾かし、春まで待ちます。土が乾かない、腐ったにおいがする、株元が柔らかいときだけ、最小限の植え直しをします。

冬は根腐れが起きやすい時期です。ハイポネックスの冬越しの資料にも、冬場に枯らす原因は水やりの問題が多いとあります。

一方で、冬は植え替えに向かない時期でもあります。クレムソン大学の資料は、弱った株や休眠中の株は植え替えないとしています。

そこで、症状の重さで分けます。

冬の症状すること
葉がしおれるが、幹は硬い水を止め、暖かく明るい場所で乾かす。春まで待つ
土が何日も乾かない鉢を抜いて根を見る。白い根が多ければ戻す
腐ったにおい・株元が柔らかい傷んだ根だけ切り、新しい土へ。根鉢は崩しすぎない
幹まで柔らかい硬い茎を挿し木にし、暖かい室内で発根を待つ

冬の手当ての後は、夜の窓際の冷え込みを避けます。冬の置き場所と水の減らし方は、冬の観葉植物の管理にまとめます。

冬に「回復させよう」と水や肥料を足すのは逆効果です。 動き出すのは春です。

羽白美コウ

冬は手を加えるほど株が疲れます。暖かい場所で乾かして、春に芽が動くのを待ちましょう。

観葉植物の根腐れを再発させないためには?

鉢・土・水やりの3つを見直すことです。根腐れの株は、乾く前に水が入る形になっていたことがほとんどです。

ウィスコンシン大学の資料は、根腐れの株を残すなら「土の湿りを減らせ」と強く書いています。乾かしすぎないよう、水は足りる分だけにします。

見直すところ合格の目安根拠
鉢の大きさ根の量に合う。植え替えは直径2.5〜5cm大きい鉢まで大きすぎる鉢は土が湿ったままになる(クレムソン大学・イリノイ大学)
鉢底穴ある。受け皿の水は捨てる穴の無い鉢は植え替える(イリノイ大学)。受け皿に水をためない(ウィスコンシン大学)
鉢底の石厚く敷かない石の層は水の動きを遅くする(クレムソン大学・ウィスコンシン大学)
土2年に1回は新しい観葉植物用の土へ古い土は粘土状になり水はけが悪くなる(ハイポネックス)
鉢の素材プラスチック・化粧鉢なら水を控えめに通気性・排水性が低く乾きにくい(KINCHO園芸)
水やり指で約3cmの深さが乾いてから表面だけで決めない
冬回数を減らす。サンスベリアは10℃以下で止める冬は生長が鈍る(ハイポネックス)

土の配合は観葉植物の土の選び方で扱います。時期と鉢の選び方は観葉植物の植え替え時期にまとめます。

いちばん効くのは、水やりの前に毎回、指を土に入れる習慣です。 鉢と土を整えても、乾く前に水が入れば同じことが起きます。

観葉植物の根腐れの話に出てくる用語は?

用語意味
根腐れ根が死んで茶色〜黒く柔らかくなること。水のやりすぎで酸素が減り、菌が入って起きる
根鉢鉢から抜いたときの、根と土がひとかたまりになった部分
根詰まり鉢の中が根でいっぱいになり、水も空気も入りにくい状態
ピシウム・フィトフトラ根腐れを起こす代表的な菌。水の多い土で増える
挿し木・水挿し茎や葉を切って土や水に挿し、根を出させて株を作り直すこと
節茎の、葉や根が出るふくらんだ部分。挿し木はここから根が出る
気根茎の途中から空気中に出る根。モンステラやポトスに多い
休眠冬に生長が止まる状態。水を吸う量が減る
キノコバエ湿った土で増える小さなハエ。幼虫が根を食べることがある

観葉植物の根腐れと一緒に押さえることは?

観葉植物の根腐れは、葉の黄変・植え替え・土・冬越しとつながっています。症状が出た場所から、次の記事に進んでください。

症状から探す観葉植物の葉が黄色くなる原因|どの葉から黄色いかで見分けて、植物別・季節別に対処する観葉植物の葉が黄色くなる原因は、下の葉・新しい葉・葉先のどこから黄色いかでほぼ絞れます。モンステラ・パキラ・ポトス・ガジュマル・サンスベリアの違い、夏・冬・植え替え直後の違い、復活の見込みの判断、やってはいけないことまでまとめました。管理の基本観葉植物の植え替え時期はいつ?月別・植物別の早見表と、サイン・手順・植え替え後の管理観葉植物の植え替え時期は、気温15℃以上で育つ5〜9月が目安です。月別の可否、モンステラ・パキラなど植物別の適期と頻度、植え替えのサイン、道具と手順、鉢の選び方、植え替え後の水と肥料、冬にやるしかないときの方法まで出典つきでまとめました。管理の基本観葉植物の土の配合|基本の割合・用土の役割・植物別の目安と、虫やカビを出しにくい室内の土観葉植物の土の配合は、赤玉土7・腐葉土3が基本です。用土ごとの役割の表、サンスベリアなど植物別の割合、室内でコバエやカビを出しにくい配合、市販の土の選び方、古い土の再利用と捨て方まで、メーカーと大学の資料でまとめました。困ったとき観葉植物の冬越し温度|植物別の最低温度、取り込む時期、窓辺と床の冷え、冬の水やりと保温のコツ観葉植物の冬越しは、夜の最低温度が植物ごとの目安を下回らないかで決まります。屋外から取り込む時期、窓辺・床・暖房の風の置き場所、冬の水やりの頻度と時間帯と水温、肥料を止める時期、ビニールやプチプチの保温まで、出典つきでまとめました。

観葉植物の根腐れでよくある質問は?

根が腐った植物は復活できますか?

白く硬い根が残っていれば、復活できます。黒く柔らかい根を切り、新しい土に植え直します。

根の大半が黒く柔らかい場合は、根からの復活は難しくなります。緑で硬い茎が残っていれば、挿し木で株を作り直せます。

根腐れは何日乾かせばよいですか?

決まった日数はありません。根を外で干すより、土を乾かすことが大切です。

軽い根腐れなら、水を止めて土が中まで乾くのを待ちます。冬は生長が鈍るので、乾くまで時間がかかります。

根を切って植え直したときは、植えた直後に1回たっぷり水をやります。その後は、指で約3cmの深さが乾いてから次の水です。 サンスベリアは植えた後1〜2週間、水をやりません。

根腐れが手遅れになった場合、どうすればいいですか?

幹や株元まで柔らかいなら、根からの復活は難しい段階です。上のほうの緑で硬い茎を切り、挿し木や水挿しにします。

水差しで育てるポトスの葉
水差しで育てるポトスの葉写真: Dr. Chinchu C. / CC BY 4.0

パキラなら先端から10〜15cmを水に挿し、10日〜2週間で根が出ます。切り口が茶色いときは、緑の断面が出るまで切り直します。

観葉植物の根腐れはどうしたらいいですか?

まず水を止めます。次に鉢から抜いて根を見て、傷んだ根だけを切り、新しい土に植え直します。

根腐れの株に肥料を足すのは、根がついてからです。弱った根に肥料の塩が触れると、かえって傷みます。

根腐れのにおいはどんなにおいですか?

根腐れの根は、腐ったようなにおいがすることがあります。健康な根は土のにおいしかしません。

ウィスコンシン大学の資料にも、根腐れの根は「においが悪いことがある」とあります。においは補助の目印で、決め手は根の色と硬さです。

根腐れした土や鉢は使い回せますか?

土は使い回しません。根腐れを起こす菌は、土や枯れた根の中で生き残るからです。

鉢を使うなら、こすり洗いして、漂白剤を水で10倍にうすめた液ですすぎます(クレムソン大学)。プラスチック鉢は捨てるよう勧める資料もあります(ウィスコンシン大学)。

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